「親熊を落ち着かせる為に仕方無く…」罠にかかった子熊を母熊の前で射殺。(長野県)

ある親子熊のお話

山中にひっそりと暮らす熊の親子のお話です。

ある日の事、子熊は好奇心旺盛だったのか空腹だったせいなのか、人間が仕掛けたイノシシ用の罠にかかってしまいます。

母熊がやってきました。

母熊は子熊を助けようと罠を仕掛けた人間を襲います。

人間は怪我をしてしまいました。

なんとか、我が子を助けたいという思いで子熊のかかっている罠の近くから離れようとしない母熊。

すると、駆け付けた人間達は母熊を落ち着かせる為、子熊を撃ち殺してしまいました。

子熊が死んでしまったという事が分かった母熊は、山中深くに消えて行きました。

 

お話の元になった事件

平成29年8月16日長野県信濃町大井の山中、猟友会所属の建設作業員・島田輝明さんが母熊に頭から顔にかけて数カ所噛まれ重傷を負ってしまいました。

島田さんがイノシシ捕獲の為に仕掛けた罠に小熊(体長75㎝)が入ってしまった事から、母熊が興奮し島田さんを襲ったのです。

猟友会や町職員が現場に駆けつけました。

そして話し合った末、小熊を助けようとしている母熊を落ち着かせるために子熊を射殺。

母熊は山中に帰って行きました。

 

これについて…

クマを落ち着かせるため、子グマの鳴き声を止めなければならず、殺処分せざるを得ない状況だった。近くに人家もあり、子グマが成獣になった時、再びこの場所に現れ、人を襲うなどする危険性も高いと判断し、猟友会などと話し合って殺処分を決めた。

濃町産業観光課農林畜産係の説明です。

仕方が無い

そうですか…仕方無く殺したという訳なんですね。

「君の子供が助けを求める鳴き声を止める為に、仕方なく殺したんだよ。」

じゃあ、子熊を放してあげれば良かったのでは…?

「や、将来君の子供が大きくなったら僕らの仲間を襲うかもしれないから、だから仕方なく殺したんだ。」

母熊さん、仕方が無かったんだそうです。
※写真は全てイメージ

出典:asahi

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