ここ、病院ですよね?

人間の病院の外から、助けを求める苦しそうな猫の鳴き声が…
病院のスタッフは、この猫が産気づいている事に気付きます。
(きっと、安心して出産出来る場所を探していたんだろう…)
そう思った病院のスタッフは、妊婦猫を病院の中に招き入れてあげることにしました。
何かがおかしい…

病院内に入れて貰えば、この猫は安心して出産するだろうとスタッフ達は思っていたのですが、妊婦猫の助けを求める鳴き声が止む事はありませんでした。
必死に訴える妊婦猫。
ついに、フタッフの一人が彼女が難産なのでは…と言いだしました。
そう、この猫は安全な出産場所を探していたわけではありませんでした。

彼女は出産が自分だけの力で上手くいかず、痛みに苦しみ、どうしたら良いのか困り果てた末、助けを求めて人間の病院に駆け込んだのです。
「痛い。苦しい。」
「お腹の子を救いたい。」
そんな気持ちだったに違いありません。
動物病院へ搬送!

出産に問題があるのではと気付いたスタッフ達は仕事中であるにもかかわらず、この妊婦猫を急いで動物病院へ連れて行きました。
診察してもらうと、妊婦猫は自然分娩が出来る状況ではない事が判明!
このままこの子が人間の手を借りずにいたら、間違いなくお腹の子ともども路地裏で亡くなってしまっていたに違いありません。

妊婦猫は帝王切開により、無事4匹の赤ちゃんを出産する事が出来ました。
母猫の体力も順調に回復中。

その後、この親子は動物愛護施設に保護され、子猫が無事成長したら里親募集を始めるそうです。
子供の為にベストな判断をした妊婦猫と、猫の状態に気付きいち早く行動してくれた病院の方達に拍手です♪
猫が大好きトルコ人

野良猫が人間の病院に駆け込むなんて出来事が起こる『トルコ』は一体どんな国なんでしょうか?
調べてみたところ、微笑ましい事実が判明しました。

トルコの町中のいたるところには、猫。猫。猫。
しかも、人懐っこい猫が多い、まるで国全体が猫カフェのような風景!!

そして至る所に、置き餌・置き水が…
「地域猫」という考えがしっかりと根付いている「トルコ」は、猫にとってとても住みやすい楽園のような場所だったのです。


人間と猫との間に信頼関係が出来ていたからこそ、妊婦猫は人間の病院に助けを求めて来たんですね。
日本もいつか…トルコのような国になれるといいなあ❤
コメントを残す